窓には「引き違い窓」「FIX窓」「縦すべり出し窓」など、開き方や形によってさまざまな種類があります。

でも、窓にはもう一つ、設置する場所や高さによって変わる呼び方があります。

今回は、家づくりで知っておきたい「窓の設置場所・高さ」による9種類をご紹介します。

① 掃き出し窓

掃き出し窓とは、床の近くまで大きく開口している窓のことです。

リビングなどに設置されることが多く、庭やウッドデッキへの出入りにも使いやすいのが特徴。

大きな窓を設けることで、室内と屋外のつながりを感じやすく、開放感のある空間をつくることができます。

ただし、大きな窓は外からの視線や日射、断熱性なども考えて計画することが大切です。

② 腰窓

腰窓とは、床までではなく、腰くらいの高さから上に設置される窓のことです。

掃き出し窓とは違い、窓の下に壁が残るため、ベッドや収納などの家具を配置しやすいのがメリット。

寝室や子ども部屋など、家具の配置を考えながら窓を設置したい場所にも向いています。

③ 高窓

高窓とは、一般的な窓よりも高い位置に設置する窓です。

高い位置に窓を設けることで、外からの視線を抑えながら、室内に自然光を取り込むことができます。

リビングや吹き抜け、階段などに採用されることも多く、

「明るくしたいけれど、外からの視線は気になる」

という場所にも検討しやすい窓です。

④ 地窓

地窓とは、床に近い低い位置に設置する窓のことです。

和室や玄関などで見かけることが多く、低い位置から光や外の景色を取り込むことができます。

通常の窓とは違った位置から光を取り込めるため、空間に独特の雰囲気をつくることもできます。

また、外からの視線を考慮しながら採光したい場合にも活用できます。

⑤ 天窓

天窓とは、屋根や天井部分に設置する窓です。

壁面に窓を設置するだけでは光が入りにくい場所でも、

上から自然光を取り込むことができます。

吹き抜けや階段などに設置すると、明るく開放的な空間をつくることができます。

一方で、夏場の日射や雨、掃除・メンテナンスなども考えて計画することが大切です。

⑥ 欄間窓

欄間窓とは、ドアや壁の上部など、高い位置に設置する窓です。

室内に光を取り込んだり、部屋と廊下などをゆるやかにつないだりすることができます。

例えば、個室のドアの上部に欄間窓を設ければ、

ドアを閉めていても隣の空間から光を取り込むことができます。

「完全に閉じた空間にはしたくないけれど、

プライベート性も確保したい」という場合にも検討できます。

⑦ 出窓

出窓とは、外壁から外側に張り出した形状の窓です。

一般的な窓よりも室内側に奥行きができるため、窓台を利用して植物や小物を飾ったり、カウンターのように使ったりすることもできます。

インテリアのアクセントにもなりやすく、

個性的な空間をつくりたい方にも人気のスタイルです。

⑧ コーナー窓

コーナー窓とは、部屋の角を利用して、2方向に窓を設けるスタイルです。

2方向から光を取り込むことができるため、明るく開放的な印象になりやすいのが特徴。

外の景色を大きく取り込みたい場合にもおすすめです。

ただし、建物の構造や耐震性、家具の配置などとのバランスを考えて計画する必要があります。

⑨ スリット窓

スリット窓とは、縦や横に細長い形状の窓です。

玄関や廊下、洗面室など、一般的な大きな窓を設置しにくい場所でも取り入れやすいのが特徴。

細長い形状を活かして、自然光を取り込みながら外からの視線を抑えることもできます。

デザイン性も高く、外観のアクセントとして使われることもあります。

窓は「種類」だけでなく「設置場所」も大切

ここまで9種類の窓をご紹介しました。

窓選びというと、

「引き違い窓にする?」

「FIX窓にする?」

「大きな窓にする?」

といった、窓の形や開き方に注目しがちです。

しかし注文住宅では、

どこに設置するか

どの高さにするか

どのくらいの大きさにするか

どの方向に向けるか

といったことも非常に重要です。

例えば同じリビングでも、

庭とのつながりを重視するなら「掃き出し窓」。

家具の配置を優先するなら「腰窓」。

外からの視線を抑えながら光を取り込みたいなら「高窓」。

開放感を重視するなら「コーナー窓」。

というように、暮らし方によって適した窓は変わります。

・自然光を取り込む
・風を通す
・外の景色を楽しむ
・外からの視線をコントロールする
・庭やウッドデッキと室内をつなげる
・部屋のデザイン性を高め

窓を選ぶときには

「この部屋でどんな暮らしをしたい?」

というところから考えることが大切です。

まとめ

今回は、窓の設置場所や高さによって変わる名前を9種類ご紹介しました。

① 掃き出し窓
② 腰窓
③ 高窓
④ 地窓
⑤ 天窓
⑥ 欄間窓
⑦ 出窓
⑧ コーナー窓
⑨ スリット窓

窓は「どんな窓を選ぶか」だけでなく

「どこに・どの高さで・どの大きさで設置するか」まで考えることが重要です。

間取りや家具の配置、日当たり、風の通り道、外からの視線などを

合わせて考えることで、より暮らしやすい住まいにつながります。

家づくりをするときは、ぜひ窓にも注目してみてください。

🏠 注文住宅の相談窓口 伊丹昆陽店

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