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本日のテーマは「人気の回遊動線って本当に便利?メリット・デメリットを検証」についてです。

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皆さんは、「人気の回遊動線って本当に便利?メリット・デメリットを検証」と聞いて、どのような印象をお持ちでしょうか?

はじめに:なぜ今、「回遊動線」が人気なのか?

近年、住宅の間取りで耳にすることが増えた「回遊動線」。LDKと水回りが繋がっていたり、玄関からリビング、

キッチンへとスムーズに移動できたりと、行き止まりがない間取りを指します。雑誌やSNSでもよく見かけ、

「便利そう」「おしゃれ」といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、本当に回遊動線は万能なのでしょうか?今回は、人気の回遊動線が持つメリットとデメリットを徹底的に検証し、

あなたの家づくりに本当に必要かどうかを考えるヒントをお届けします。

1.回遊動線とは?その魅力の背景

回遊動線とは、家の中で行き止まりがなく、ぐるぐると一周できるような動線のことです。具体的には、

キッチンからパントリー、洗面所、浴室、そしてリビングへと繋がる動線や、玄関からリビングと和室の両方に

アクセスできる動線などが挙げられます。

この回遊動線が注目される背景には、現代のライフスタイルが大きく関係しています。

・共働き世帯の増加: 家事効率の向上は、共働き世帯にとって喫緊の課題です。短い時間で効率的に

 家事をこなしたいというニーズから、移動の無駄をなくす回遊動線が注目されています。

・家族構成の変化: 核家族化が進み、夫婦二人や子どもが少ない家庭が増えたことで、家事の分担や効率化への意識が

 高まっています。

・多様なライフスタイル: 在宅ワークの増加や趣味の多様化により、家の中で過ごす時間が増え、

 より快適で機能的な空間が求められるようになりました。

2.回遊動線のメリット:なぜ「便利」と感じるのか?

回遊動線が人気を集めるのには、納得のいくメリットがたくさんあります。

メリット1:家事効率の大幅アップ

これが回遊動線最大の魅力と言っても過言ではありません。

・短い移動距離で複数の家事をこなせる: 例えば、料理中に洗濯機を回し、その間に浴室を掃除するといった一連の動作が、

 最短距離でスムーズに行えます。

・洗濯物の「洗う→干す→しまう」が楽に: 洗面所とファミリークローゼット、または脱衣所とバルコニーが繋がっていると、

 洗濯動線が劇的に短縮されます。

・複数人での家事分担がしやすい: キッチンに複数人いても、それぞれの動線がぶつかりにくく、

 スムーズに作業を進められます。

メリット2:スムーズな生活動線と家族のコミュニケーション

家の中での移動がスムーズになり、家族間のストレスを軽減します。

・渋滞回避と衝突防止: 朝の忙しい時間帯など、家族が集中して移動する場所(洗面所やキッチン周りなど)で、

 行き止まりがないため渋滞が発生しにくくなります。

・来客時の配慮: 玄関から直接リビングを通らずに水回りに案内できるなど、生活感を見せずに来客対応ができます。

・子どもの見守りやすさ: リビングで遊ぶ子どもを見ながらキッチンで家事をするといったことがしやすくなり、

 常に家族の気配を感じられます。

メリット3:空間の広がりと開放感

視覚的な効果も回遊動線の大きなメリットです。

・実際よりも広く感じる: 視線が遮られず、空間が奥まで続くため、実際の帖数以上に広々とした印象を与えます。

・明るさ・風通しの確保: 窓が複数箇所に配置しやすくなり、自然光や風を家全体に取り込みやすくなります。

・閉塞感の軽減: 行き止まりがないことで、部屋にこもる閉塞感が和らぎます。

3.回遊動線のデメリット:後悔しないための注意点

一方で、回遊動線には注意すべきデメリットも存在します。

デメリット1:デッドスペースや収納の減少

・壁面が少なくなる: ドアや開口部が増えるため、家具を置く壁面や収納スペースが減ってしまう可能性があります。

 特に、大型家具やテレビの配置場所には工夫が必要です。

・間取りの制約: 回遊させるために、LDKの形が変則的になったり、廊下部分が増えたりする場合があります。

デメリット2:プライバシーの確保が難しい場合がある

・視線が抜けやすい: 開放感がある反面、LDKから水回り、あるいは別の部屋へと視線が抜けやすくなります。

 来客時に生活感が丸見えになる可能性もあります。

・音の伝わりやすさ: 音が家中に響きやすくなるため、家族の生活音が気になる場合があります。

デメリット3:建設コストの増加の可能性

・ドアや開口部が増える: ドアの数が増えるため、建具の費用がかさむ可能性があります。

・複雑な設計になることも: シンプルな間取りに比べて設計が複雑になり、設計費用や施工費用が上がる可能性も

 ゼロではありません。

デメリット4:冷暖房効率の低下の可能性

・空間が繋がるため熱が逃げやすい: 広々とした空間になる反面、冷暖房が効きにくくなる可能性があります。

 断熱性能の向上や、効果的な空調計画が必須となります。

4.あなたのライフスタイルに回遊動線は必要?

メリット・デメリットを踏まえ、ご自身のライフスタイルと照らし合わせてみましょう。

・回遊動線が「おすすめ」な人:

 1)共働きで家事効率を最優先したい。

 2)子育て中で、子どもの見守りを重視したい。

 3)家の中での移動が多い、活動的な生活スタイル。

 4)開放感のある広々とした空間が好き。

 5)来客が多い家庭。

・回遊動線以外も検討すべき人:

 1)壁面収納や飾り棚を多く設置したい。

 2)各部屋の独立性やプライバシーを重視したい。

 3)冷暖房効率を最優先したい(特に高断熱高気密にこだわらない場合)。

 4)予算を抑えたい。

まとめ:回遊動線は「目的」ではなく「手段」

回遊動線は、確かに多くのメリットをもたらす魅力的な間取りの選択肢です。しかし、やみくもに採用するのではなく、

「家事効率を上げたい」「家族の気配を感じたい」といった、具体的な目的を達成するための「手段」として考えることが重要です。

ご家族のライフスタイル、現在の不満、将来の展望をしっかりと話し合い、メリット・デメリットを比較検討した上で、

あなたにとって最適な間取りを選択してください。理想のマイホームづくりは、流行に流されず、自分たちの暮らしに合った選択を

することから始まります。

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皆さん、いかがでしたか?

これから新築や建替え・リフォームをお考えの、ご参考になりましたら幸いです。

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