高気密高断熱住宅のメリット・デメリットを徹底解説!

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本日のテーマは「高気密高断熱住宅のメリット・デメリットを徹底解説!」についてです。

皆さんは、「高気密高断熱住宅のメリット・デメリットを徹底解説!」と聞いて、どのような印象をお持ちでしょうか?
はじめに
近年、住宅の省エネ性能への関心が高まる中で、「高気密高断熱住宅」という言葉を耳にする機会が増えました。
エアコン一台で家全体が快適に過ごせる、光熱費が安くなる、といった良い話を聞く一方で、「息苦しい」「費用が高い」
といった声もあり、本当に自分たちに合った家なのか、迷っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、高気密高断熱住宅のメリットだけでなく、見落としがちなデメリットまでを徹底的に解説します。
後悔しない家づくりのために、ぜひ参考にしてください。
高気密高断熱住宅とは?
まず、高気密高断熱住宅とは何かを簡単に説明します。
・高断熱: 壁や屋根、床、窓などに高性能な断熱材を隙間なく入れることで、外の暑さ・寒さを家の中に入れない、
また家の中の快適な空気を外に逃がさないようにすること。
・高気密: 隙間を極力なくすことで、計画的ではない空気の出入り(隙間風)を防ぐこと。高断熱材の効果を
最大限に引き出すために不可欠です。
この2つの要素を高いレベルで実現した住宅が、高気密高断熱住宅です。
メリット:高気密高断熱住宅で得られる快適な暮らし
1.驚くほどの快適性・年中快適な室温
・家全体が均一な温度: リビングだけでなく、廊下やトイレ、脱衣所なども含め、家の中の温度差が少ないのが最大の特徴です。
冬のヒートショックのリスクを減らし、夏の寝苦しさも軽減されます。
・エアコン一台で快適: 高い断熱性と気密性により、少ないエネルギーで家全体の冷暖房が可能です。
・冬は暖かく、夏は涼しい: 外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を保てます。
2.大幅な光熱費削減
・省エネ効果が高い: 魔法瓶のように熱を逃がさないため、冷暖房の稼働時間を減らし、電気代やガス代を大幅に削減できます。
・家計に優しい: 長期的に見ると、初期費用を上回る光熱費の削減効果が期待できます。
3.健康的な住環境の実現
・カビ・結露の抑制: 室内と室外の温度差が小さく、計画的な換気を行うため、結露が発生しにくく、
カビやダニの発生も抑制されます。
・アレルギー体質の改善: 結露やカビが少ないことで、アレルギーやぜんそくのリスク軽減にもつながると言われています。
・PM2.5や花粉の侵入抑制: 計画換気システムによって外気をフィルターでろ過するため、花粉やPM2.5などの
有害物質の侵入を抑え、きれいな空気を保てます。
4.静かで快適な室内環境
・高い防音性: 隙間が少ないため、外部の騒音(車の音、近所の話し声など)が室内に入りにくく、
また室内の音も漏れにくいので、より静かで落ち着いた生活を送れます。
・プライバシーの確保: 音漏れが少ないため、隣家への配慮も軽減されます。
デメリット:知っておきたい高気密高断熱住宅の注意点
1.初期費用が高くなる傾向がある
・高性能な建材や施工技術が必要: 高品質な断熱材、高性能な窓、そして隙間なく施工するための熟練した技術が必要となるため、
一般的な住宅に比べて建築費用が高くなる傾向があります。
・長期的な視点が重要: 初期費用はかかりますが、ランニングコストである光熱費が削減できるため、
トータルコストで考えることが重要です。補助金制度なども活用を検討しましょう。
2.計画換気が非常に重要
・換気システムに依存: 隙間が少ないため、自然換気だけでは十分な換気ができません。24時間換気システムが必須となります。
・定期的なメンテナンスが必要: 換気システムのフィルター清掃や交換を怠ると、換気効率が落ちたり、
カビやホコリが溜まる原因になります。メンテナンスの手間とコストを考慮に入れておきましょう。
・「息苦しい」と感じることも?: 適切な換気が行われていない場合や、換気の計画が不十分な場合に、
人によっては「息苦しい」と感じる可能性があります。
3.乾燥しやすい場合がある
・高性能ゆえの課題: 密閉性が高いため、冬場などは室内の湿度がこもりやすく、かえって乾燥を感じるケースもあります。
・加湿器の活用: 適切な湿度を保つためには、加湿器の利用を検討する必要があります。
4.高い施工技術が求められる
・設計・施工会社の選定が重要: 高気密高断熱は、高性能な建材を選ぶだけでなく、それを隙間なく、
正確に施工する技術が最も重要です。施工不良があると、せっかくの性能が発揮されません。
・実績と知識のある会社を選ぶ: 過去の実績や気密測定の実施の有無など、信頼できる建築会社を選ぶことが
成功の鍵となります。
後悔しないための高気密高断熱住宅選びのポイント
・C値(気密性能)とUa値(断熱性能)を確認する: これらは高気密高断熱住宅の性能を示す重要な指標です。
目標とする数値や、その数値が実際に測定されるかを確認しましょう。
・換気システムの種類とメンテナンス性を確認する: 第一種、第二種、第三種など、換気システムには種類があります。
それぞれの特徴と、フィルター交換などのメンテナンスの手間を理解しておきましょう。
・実績のある建築会社を選ぶ: 高気密高断熱住宅の施工経験が豊富で、C値の実測なども行っている会社を選びましょう。
・実際に宿泊体験などで体感する: 可能であれば、完成見学会や宿泊体験などを利用して、実際の性能を体感してみるのが
一番確実です。
まとめ
高気密高断熱住宅は、初期費用は高めになるものの、光熱費の削減や快適な室内環境、健康的な暮らしなど、
多くのメリットを享受できる魅力的な選択肢です。しかし、その性能を最大限に引き出すためには、
計画的な換気システムが不可欠であり、定期的なメンテナンスも必要となります。
メリット・デメリットをしっかりと理解し、マイホーム作りに向けて信頼できる建築会社と共に、
あなたの理想の暮らしを実現できる家づくりを進めてください。

皆さん、いかがでしたか?
これから新築や建替え・リフォームをお考えの、ご参考になりましたら幸いです。
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