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本日のテーマは「無垢材の床、憧れだけで選んでない?メリット・デメリットと簡単メンテナンス術を徹底解説!

についてです。

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皆さんは、「無垢材の床、憧れだけで選んでない?メリット・デメリットと簡単メンテナンス術を徹底解説!」と聞いて、

どのような印象をお持ちでしょうか?

はじめに

温もりあふれる質感と、年月とともに深まる風合い。無垢材の床は、多くの人が憧れる理想の床材ではないでしょうか。

しかし、その魅力の裏には、知っておくべきメリット・デメリット、そして正しいメンテナンス方法があります。

「せっかくの無垢材、後悔したくない!」と思っているあなたのために、この記事では無垢材の床の本当の魅力と、

知っておくべき注意点、そして誰でもできる簡単なお手入れ方法を徹底解説します。後悔しない床材選びのために、

ぜひ最後までお読みください。

無垢材の床とは?

無垢材とは、一本の木から切り出した、つなぎ目のない天然の木材のこと。フローリング材として一般的に

使われる合板フローリングが、複数の層を接着して作られているのに対し、無垢材は加工が少なく、

木の本来の姿をそのまま活かしています。

メリット:無垢材の床がもたらす極上の暮らし

1.唯一無二の「本物の質感」と「美しい経年変化」

 ・自然な風合い: 一枚一枚異なる木目や色合い、そして足裏に伝わる柔らかな感触は、合板では決して味わえない

  本物の質感です。

 ・深まる味わい: 日焼けや傷も、時間の経過とともに味わい深い「経年変化」となり、家族の歴史を刻む唯一無二の床に育ちます。

  ヴィンテージ家具のように、使えば使うほど愛着が湧くのが魅力です。

2.調湿作用で年中快適!

 ・天然のエアコン: 木材は湿度が高いと湿気を吸い込み、乾燥すると湿気を放出する「調湿作用」を持っています。

  これにより、夏はさらりと、冬は乾燥しすぎない、快適な室内環境を保ちます。

 ・足裏の心地よさ: 冬でもヒヤッとせず、夏でもベタつきにくいのは、この調湿作用と、木材が持つ熱伝導率の低さ

  によるものです。

3.優れた耐久性とメンテナンス性

 ・長く使える: 無垢材は非常に耐久性が高く、適切に手入れをすれば何十年も使うことができます。

  傷がついても、削ったり磨いたりすることで修復可能です。

 ・部分補修が可能: 合板フローリングでは難しい部分的な補修がしやすいため、大きな傷やへこみがあっても安心です。

4.健康・安全・安心な住空間

 ・有害物質が少ない: 合板フローリングで使われる接着剤の量が少ないため、シックハウス症候群の原因となる

  化学物質の放出が少ない傾向にあります。アレルギーや化学物質過敏症の方にも選ばれています。

 ・衝撃吸収性: 適度な柔らかさがあり、転倒時の衝撃を和らげる効果も期待できます。

デメリット:知っておきたい無垢材の「弱点」

1.傷やへこみがつきやすい

 ・柔らかさゆえの宿命: 衝撃を吸収するメリットの裏返しとして、合板フローリングに比べて傷やへこみがつきやすいです。

  重いものを落とすと凹んだり、キャスター付きの家具で引きずると傷がついたりします。

 ・対策: フェルトの貼り付け、ラグやカーペットの使用などで対策できます。軽微な凹みなら、

  水を垂らして膨らませることで目立たなくすることも可能です。

2.伸び縮みや反り、割れのリスク

 ・天然素材ならでは: 湿度や温度の変化によって、木材が収縮したり膨張したりします。これにより、

  床と床の間に隙間ができたり、反りや割れが発生したりすることがあります。

 ・対策: 適切な乾燥を施した材料を選ぶこと、施工後の急激な環境変化を避けること(加湿・除湿を適切に行う)が重要です。

  施工業者選びも大切です。

3.水に弱い・シミになりやすい

 ・吸湿性ゆえ: 液体をこぼすとすぐに染み込み、シミになりやすいです。特に水回りの近くは注意が必要です。

 ・対策: すぐに拭き取ること。塗装の種類(オイル塗装かウレタン塗装かなど)によっても耐水性が異なります。

4.初期費用が高め

 ・材料費と施工費: 合板フローリングに比べて、材料費自体が高価な上、施工にも熟練の技術が必要となるため、

  全体的なコストは高くなる傾向があります。

 ・ランニングコストとのバランス: しかし、長持ちすることや、日々の心地よさを考えれば、費用対効果は高い

  と言えるでしょう。

【簡単!】無垢材の床、基本のメンテナンス方法

「メンテナンスが大変そう…」と思われがちですが、実は日々の手入れはそれほど難しくありません。

日常のお手入れ

 ・乾拭きが基本: 掃除機やフロアモップ(ドライシート)でホコリやゴミを取り除きます。

 ・固く絞ったぞうきん: 汚れがひどい場合は、固く絞ったぞうきんで拭きましょう。水拭きはNGではありませんが、

  水分を床に残さないことが重要です。

定期的なお手入れ(オイル塗装の場合)

オイル塗装の無垢材は、定期的にオイルを塗布することで、木の潤いを保ち、汚れや傷から守ります。

 ・頻度: 半年〜1年に1回程度が目安ですが、使用頻度の高い場所(LDKなど)はもう少し短いサイクルで、

  あまり使わない場所は数年に一度でも良いでしょう。

 ・方法:

   1)床をきれいに掃除し、完全に乾燥させます。

   2)専用のオイルを布やスポンジに少量取り、木目に沿って薄く均一に塗布します。

   3)オイルが浸透したら、乾いた布で余分なオイルをしっかり拭き取ります。これを怠るとベタつきやシミの原因に

     なります。

傷や凹みの補修

 ・軽微な凹み: 凹んだ部分に少量の水を垂らし、濡らした布を当ててアイロンを軽く当てることで、

  木が膨らんで目立たなくなることがあります。(水拭きNGの塗装の場合は注意)

 ・深い傷: サンドペーパーで丁寧に削り、その後オイルを塗布することで目立たなくできます。

まとめ:無垢材の床は「育てる」喜びがある

無垢材の床は、傷や反りといったデメリットもありますが、それ以上に、本物の木の温もり、心地よさ、

そして年月とともに深まる味わいという、かけがえのないメリットをもたらしてくれます。

「手入れが大変そう」という心配も、正しい知識があれば大丈夫。日々の少しの気遣いと、たまのメンテナンスで、

無垢材の床は家族と共に成長し、唯一無二の「わが家の顔」となってくれるでしょう。

憧れの無垢材の床、ぜひあなたのマイホームづくりに取り入れて、「育てる」喜びを体験してみませんか?

皆さん、いかがでしたか?

これから新築や建替え・リフォームをお考えの、ご参考になりましたら幸いです。

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