不動産取得税について

不動産を購入したり、新築・増改築したときにかかるのが 不動産取得税 です。
一度だけ課税される地方税で、登記したかどうかに関係なく「不動産を取得した事実」に対して都道府県から課税されます。
✅ 不動産取得税の基本
- 課税主体:都道府県
- 課税の対象:土地・建物の取得(売買・建築・贈与など)
※相続での取得は非課税 - 納税通知書:取得から半年〜1年ほど後に都道府県から届く
✅ 税額の計算式
不動産取得税 = 課税標準額 × 税率
税率
- 土地・住宅:3%(本則は4%、令和6年度まで軽減措置あり)
- 住宅以外の建物:4%
課税標準額
- 固定資産税評価額をベースです。(購入価格ではないので気をつけてください)
✅ 軽減措置(住宅関連)
- 新築住宅
→ 1,200万円が課税標準額から控除(床面積50㎡〜240㎡の住宅が対象) - 中古住宅
→ 築年数や耐震基準を満たす場合に控除あり - 土地
→ 新築住宅を建てた場合、一定額の控除あり
✅ 例:3,000万円の新築住宅(土地1,500万、建物1,500万、評価額は7割と仮定)
- 建物評価額:1,050万円 − 控除1,200万円 → 課税標準0円 → 税額0円
- 土地評価額:1,050万円 → 計算式により控除 → 税額数万円程度
✅気をつける事
- 購入時には課税されないので「忘れた頃」に請求書が来ます
- 相続ではかからない
- 住宅ローン控除や登録免許税とは別の税金
- 軽減申告をしないと減額が受けられない場合もあります
皆さん、いかがでしたか?
これから新築や建替え・リフォームをお考えの、ご参考になりましたら幸いです。
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