住宅ローンの銀行選び どうしたらいいの?

住宅ローンの銀行選びは、人生において非常に大きな買い物となるため、慎重に行うことが重要です。様々な要素を総合的に判断して、ご自身のライフプランに合った銀行を選ぶ必要があります。
ここでは、住宅ローン銀行選びの主要なポイントと、具体的な選び方の手順をご紹介します。
住宅ローン銀行選びの主要なポイント
- 金利タイプ(変動金利型、固定金利型、固定金利期間選択型)
- 変動金利型: 現在は最も金利が低い傾向にありますが、将来的に金利が上昇するリスクがあります。金利上昇に備えて繰り上げ返済ができるなど、余裕がある方に向いています。
- 全期間固定金利型: 借入期間中の金利が変わらないため、返済額が確定しており、将来の金利変動リスクを避けたい方に適しています。金利は変動金利より高めです。
- 固定金利期間選択型: 借り入れ当初の数年間(3年、5年、10年など)は固定金利で、その後は変動金利または再度固定金利を選択するタイプです。固定期間が終了すると金利が見直され、返済額が変動する可能性があります。
- 総返済額(金利だけでなく諸費用も考慮)
- 金利の低さだけでなく、事務手数料、保証料、印紙税、団体信用生命保険料など、住宅ローンにかかる諸費用をすべて含めた「総返済額」で比較検討することが重要です。
- キャンペーンや優遇金利が適用される場合もあるので、それらも考慮しましょう。
- 団体信用生命保険(団信)の保障内容
- 多くの金融機関で住宅ローンを借りる際に加入が必須となるのが団信です。万が一のことがあった場合、住宅ローンの残債が保険金で支払われるため、残された家族の生活を守る上で非常に重要です。
- 通常の死亡・高度障害保障に加え、がん保障特約や全疾病保障特約など、保障内容が充実しているものもあります。金利に上乗せになる場合もあるので、内容と費用を比較検討しましょう。
- 繰り上げ返済手数料
- 将来、収入が増えたり、まとまった資金ができた際に、繰り上げ返済を検討する可能性があります。その際の手数料が無料かどうかも確認しておきましょう。
- 審査基準と融資可能額
- 金融機関によって審査基準は異なります。年収、勤続年数、雇用形態、他の借入状況、健康状態などが総合的に判断されます。
- ご自身の年収や希望する借入期間で、どのくらいの金額が借りられるか、各金融機関のシミュレーションを活用して確認しましょう。一般的に、年収に対する返済比率(年間返済額÷年収)は30~35%が上限とされています。
- 金融機関のタイプ(ネット銀行、都市銀行、地方銀行など)
- ネット銀行: 一般的に金利が低く、手続きをオンラインで完結できることが多いです。ただし、対面での相談はできない場合があります。
- 都市銀行: 全国に店舗があり、対面での相談がしやすいのが特徴です。審査スピードが早い傾向にあります。
- 地方銀行: 地元密着型で、細やかな対応が期待できます。独自のサービスがある場合もありますが、金利が都市銀行やネット銀行より高めの傾向があることも。
- サービス・特典
- 金融機関によっては、住宅ローンを組むことで、その銀行の他のサービスが優遇されたり、提携先の割引が受けられたりする場合があります(例:イオン銀行のイオンセレクトクラブなど)。ご自身の生活スタイルに合う特典があるかどうかも確認しましょう。
住宅ローン銀行選びの具体的な手順
- ご自身の返済能力と希望を明確にする
- 毎月無理なく返済できる金額はどのくらいか?
- 金利変動リスクを許容できるか?(変動金利か固定金利か)
- どのくらいの期間で返済したいか?
- 頭金はどのくらい用意できるか?(物件価格の20%以上が理想とされることが多いですが、頭金0円のローンもあります)
- 複数の金融機関を比較検討する
- インターネット上の比較サイトや、各金融機関のホームページで金利や諸費用、団信の内容などを比較しましょう。
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