個人宅で現実的な自家発電システムはこの3つ

太陽光・蓄電池・エネファームを徹底解説
電気代の高騰が続く中、住宅に「自家発電」を取り入れるご家庭が急増しています。
しかし実際のところ、一般家庭で現実的に導入できる自家発電システムは 3つ です。
1.太陽光発電(ソーラーパネル)→圧倒的メインの自家発電
太陽光発電は、現在もっとも普及しており、最も採算性の高い自家発電です。
屋根に搭載して太陽光を電気に変換し、家庭で使ったり、余剰分を売電したりできます。
■ メリット
① 電気代の大幅削減
自家発電した電気を使うことで、電力会社から買う電気が減り、月々の光熱費を抑えられます。
② 停電時でも電気が使える
自立運転モードを使えば、携帯の充電や小型家電など、最低限の電気を確保できます。
③ 売電収入も得られる
余った電気は電力会社に売却可能。
FIT制度(固定価格買取制度)があるため導入コストの回収にも有利です。
④ ZEH住宅に必須
これからの省エネ住宅づくりでは、太陽光はほぼ必須と言える存在です。
■ こんな家庭におすすめ
- 電気代を将来にわたって抑えたい
- 子育て世代で家電使用量が多い
- 災害時に備えておきたい
- 南向きで日当たりのよい屋根がある
2.蓄電池→太陽光とセットで自給自足に近づく
蓄電池は、太陽光で作った電気を貯めて、必要なときに使うための大容量バッテリーです。
太陽光とセットで導入することで、電力自給率が大幅に高まります。
■ メリット
① 夜間も太陽光の電気で生活できる
昼間に発電した電気を蓄えて、夜に使用できます。
結果、電力会社から買う電気がさらに減少。
② 停電に非常に強くなる
蓄電池があれば、冷蔵庫・照明・エアコンなど、モデルによっては家全体を動かせることも。
③ 電気代の高い時間帯を回避して節約
電力料金の時間帯別プランにも対応しやすく、効率的な電気の使い方ができます。
■ 注意点
- 蓄電池単体で買ってもメリットは小さい
- 太陽光とセットが基本
3.エネファーム(家庭用燃料電池)→ガスで電気+お湯をつくる
エネファームは、都市ガスやLPガスから水素を取り出し、発電しながら同時にお湯をつくるシステムです。
太陽光のように天候に左右されないため、安定して発電できるのが特徴。
■ メリット
① 朝や夜など太陽光がない時間帯でも発電
太陽光と組み合わせれば、発電のスキマ時間を埋めてくれます。
② お湯をつくるついでに発電する効率の良さ
給湯と発電が一体化しているため、家庭の一次エネルギー消費を抑えられます。
③ 太陽光と合わせてダブル発電に
1日中まんべんなく発電でき、自給率がさらに上がります。
■ 注意点
- 初期費用が高い
- ガスが止まる災害時には稼働しない場合がある
- 機器本体の設置スペースが必要
今の住宅で最も合理的な組み合わせは?
太陽光+ 蓄電池
→ 昼も夜も自家発電した電気で生活でき、停電にも強い家に。
さらに余裕がある場合は
+ エネファーム
→ 太陽が出ていない時間帯も発電できるため、自給率が大幅にUP!
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