擁壁って何??

「擁壁(ようへき)」とは、高低差のある土地で、土砂が崩れたり流れ出たりしないように支えるための構造物のことです。
つまり、土を「押さえる壁」のことです。
🔹 たとえばこんな場所にあります
- 斜面地や高台の住宅地
- 隣地との間に高低差があるところ
- 道路よりも土地が高い・低いところ
🔹 主な役割
- 土砂崩れ・地盤崩壊を防ぐ
- 隣地や道路への土砂流出を防ぐ
- 建物を安全に建てるための基礎を支える
擁壁の種類
コンクリート擁壁(重力式) | 自重で土の圧力に耐える。一般的で丈夫。 |
L型擁壁(鉄筋コンクリート製) | 土圧を受け止める形状で、宅地造成によく使われる。 |
ブロック擁壁 | 見た目が整っているが、高さ2mを超えると構造計算や確認申請が必要。 |
石積み擁壁 | 古くからある形式。見た目は自然だが、強度不足のものも多い。 |
⚠️ 注意点
- 古い擁壁(特に昭和初期~中期の石積みやブロック)は要注意。
強度不足や排水不良による崩壊リスクがあります。 - 擁壁の安全性は建物建築時に重要。
老朽化や高さによっては、建て替えや補強が必要になることもあります。 - 2m以上の擁壁は「工作物」として建築確認が必要です。
これから新築や建替え・リフォームをお考えの、ご参考になりましたら幸いです。
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