擁壁の土地って買ったらダメ?

【ダメではないけどね…注意は必要です!】
擁壁のある土地は、
・高低差のある地形を家が建てられるように整えた土地
・昔に作られた擁壁がそのまま残っているケースも多い
という特徴があります。
【チェックすべきポイント5つ】
① 擁壁の“構造”は大丈夫?
古いブロック積みや無筋コンクリートは危険。
→ 鉄筋コンクリート(RC)擁壁が安心。
② 擁壁に「適合証明」があるか
建築基準法に適合してるかどうかの証明。
→ 証明がなければ、再補強・作り直しを指摘されることも。
③ いつ作られた擁壁?
築20~30年超の擁壁は劣化が進んでいる可能性大。
→ 修繕費がかかるケースも。
④ 高さ2m以上なら“工作物申請”が必要
2mを超える擁壁は、設計図・検査済証が必要。
→ ないと住宅会社が建築許可を出せないことも。
⑤ 大雨時の排水ルートが確保されてるか
排水不良は土圧が増えて崩壊のリスクに。
→ “水抜き穴”の有無も要確認。
【メリットもあります】
✔ 高台で日当たり・風通しが良い
✔ プライバシーが確保しやすい
✔ 価格が少し安めに設定されていることもある
【結論として】
擁壁だからNGではなく、「擁壁の状態×書類の有無」で判断すべき土地」。
住宅会社の構造担当や造成に強い担当が一度チェックするだけで、安心度は大きく変わります。
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