間仕切りについて

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本日のテーマは「間仕切りについて」です。

皆さんは、間仕切りと聞いて、どのような印象をお持ちでしょうか?
間仕切りとは、一つの空間を複数のエリアに区切るための建築部材や家具のことです。壁のように完全に空間を分断するものから、
光や風を通しながらゆるやかに仕切るものまで、様々な種類があります。
間仕切りの主な目的
間仕切りを設ける目的は多岐にわたりますが、主なものは以下の通りです。
・空間の有効活用: 広すぎる空間を、リビング、ダイニング、書斎など、用途に応じた機能的なエリアに分割し、
それぞれの空間をより有効に活用できます。
・プライバシーの確保: 寝室とリビング、応接スペースと執務スペースなど、
視線を遮りプライバシーを確保したい場合に有効です。
・音の軽減: 完全ではありませんが、間仕切りを設けることで音の響きをある程度抑える効果が期待できます。
・空調効率の向上: 広すぎる空間を間仕切ることで、冷暖房の効率を高め、省エネに繋がることがあります。
・デザイン性の向上: 空間にアクセントを加えたり、統一感のあるインテリアを演出したりと、
デザイン的な要素としても重要です。
間仕切りの種類
間仕切りには、大きく分けて「固定式」と「可動式」があります。
固定式間仕切り
一度設置すると簡単に動かせないタイプです。
・壁: 最も一般的な間仕切りで、遮音性やプライバシー保護に優れています。
・造作家具: 収納棚やカウンターなどを間仕切りとして活用する方法です。収納と仕切りを兼ねるため、
スペースを有効に使えます。
・ルーバー: 羽板を並べた間仕切りで、光や風を通しながら視線を適度に遮ります。デザイン性が高く、
モダンな空間にもよく合います。
・格子: 木材や金属の格子で空間を区切る方法です。和風な空間だけでなく、現代的なデザインにも取り入れられます。
可動式間仕切り
必要に応じて開閉したり、移動させたりできるタイプです。
・間仕切り扉 (引戸・折戸): 開閉することで空間を繋げたり、仕切ったりできます。普段は開放しておき、
来客時だけ仕切るといった使い方が可能です。
・アコーディオンカーテン: 折りたたんで収納できるため、使わない時はコンパクトになります。簡易的な間仕切りとして手軽に導入できます。
・ロールスクリーン・ブラインド: 天井から吊り下げて使用するタイプです。視線を遮りたい時に下ろし、
不要な時は巻き上げて収納できます。
・パーテーション: オフィスなどでよく見かける自立式の衝立です。工事不要で手軽に設置・移動ができます。
・家具: 背の高い本棚やシェルフなどを間仕切りとして利用する方法です。配置を自由に変えられるため、
模様替えにも便利です。
間仕切りは、使い方次第で空間の快適性や機能性を大きく向上させることができます。どのような目的で、
どのような空間に間仕切りを設けたいかによって、最適な種類やデザインは異なります。
間仕切りの工夫した活用法:アイディアとヒント
間仕切りは単に空間を区切るだけでなく、様々な工夫を凝らすことで、より機能的で快適な空間を作り出すことができます。

ここでは、いくつかのユニークな活用法をご紹介します。
1.収納を兼ねた多機能間仕切り
間仕切りに収納機能を組み合わせることで、スペースを最大限に活用できます。
・オープンシェルフ間仕切り: 両側から使えるオープンシェルフを間仕切りとして利用します。本や雑貨を飾ることで、
見せる収納としても機能し、空間に奥行きを与えます。光を通すため、圧迫感が少ないのも特徴です。
・造作収納付き間仕切り: 壁の一部を収納スペースと一体化させた造作家具の間仕切りです。
例えば、リビングとダイニングの間に食器棚を兼ねた間仕切りを設けたり、
書斎と寝室の間に本棚付きの間仕切りを設けたりすることで、収納力を確保しつつ空間を区切ることができます。
・ウォークインクローゼット間仕切り: 寝室の一部を間仕切りで区切り、ウォークインクローゼットとして活用します。
壁一面を収納にできるため、衣類や小物をすっきりと収納できます。
2.光と風をコントロールする間仕切り
開放感を保ちつつ、プライバシーや快適性を高める間仕切りです。
・ルーバー・格子間仕切り: 羽板や格子状の間仕切りは、視線を完全に遮らず、光や風を通しながら空間を緩やかに区切ります。
日差しが強い場所では日差しを和らげ、風通しを確保したい場所では空気の流れを妨げません。
デザイン性も高く、和風からモダンまで幅広いテイストに合います。
・ガラス・ポリカーボネート間仕切り: 透明または半透明の素材を使うことで、光を取り入れつつ空間を区切ります。
完全に閉鎖的にならず、開放感を保ちたいLDKや、採光を確保したい書斎などに適しています。
すりガラス調やデザインガラスを用いると、デザイン性が高まります。
・グリーンウォール(植物)間仕切り: ポットに入った植物や、つる性の植物を配した間仕切りは、視覚的な癒しと同時に、
空間の仕切りとして機能します。空気清浄効果も期待でき、自然を取り入れたい空間に最適です。
3.可変性・多様性を持たせた間仕切り
ライフスタイルの変化や用途に応じて、空間を柔軟に変化させられる間仕切りです。
・可動式収納間仕切り: キャスター付きの大型収納家具や本棚を間仕切りとして活用します。必要に応じて移動させることで、
ワンルームを仕切ったり、広い空間をフレキシブルに活用したりできます。
・スライディングウォール(可動間仕切り壁): 天井吊りや床レール式の大型引戸で、普段は開放して大空間として使い、
必要に応じて閉めることで個室を確保できます。例えば、子供部屋を将来的に2つに分ける予定がある場合や、
リビングと客間を兼用したい場合に便利です。
・プロジェクタースクリーン間仕切り: 天井に格納できるプロジェクタースクリーンを間仕切りとして活用します。
普段は開放しておき、映画鑑賞やプレゼン時にスクリーンを下ろせば、簡易的なシアタースペースや会議スペースに早変わりします。
4.視覚効果を狙った間仕切り
デザイン性や空間の印象を高める間仕切りです。
・アートウォール間仕切り: 間仕切り自体をアート作品としてデザインしたり、絵画やオブジェを飾ることで、
空間のアクセントとします。ギャラリーのような雰囲気を作り出せます。
・ミラー間仕切り: 一面を鏡にした間仕切りは、空間を広く見せる効果があります。特に狭い空間や廊下などに用いると、
奥行きを錯覚させることができます。
・素材の切り替えによる間仕切り: 異なる素材(木材、金属、ファブリックなど)や色を組み合わせて
間仕切りをデザインすることで、視覚的な面白さを生み出し、空間にリズムを与えます。
活用法を検討する際のポイント
・目的を明確にする: プライバシー、収納、採光、デザインなど、間仕切りに何を求めるのかを明確にしましょう。
・ライフスタイルに合わせる: 家族構成や将来的な変化も考慮に入れ、可変性を持たせるかどうかも検討しましょう。
・動線を確保する: 間仕切りを設けることで、生活動線が妨げられないか確認しましょう。
・素材とデザインの調和: 周囲のインテリアとの調和を考え、素材やデザインを選びましょう。
これらのアイディアが、間仕切りの活用を検討される際のヒントになれば幸いです。

皆さん、いかがでしたか?
これから新築や建替え・リフォームをお考えの、ご参考になりましたら幸いです。
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